ゆかりでございます

ヴァイオリン弾きの日記。

楽器のメンテナンスと、宝物。

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先日、馴染みの楽器屋さんで、

弓の毛替えと楽器の調整をしていただきました。

雪が雨に変わったもののとても寒い日でしたが…

あたたかいお茶を頂戴し

ほっと気持ちも和らぎました。

 

毛替えを待つ間に子ども用の楽器なども見せていただきました。

なんとまあ小さいこと!

 

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最近は娘も楽器や音楽、そして踊りに強い興味を示していて

子どもにはなにをさせたら…という、親御さんならどなたでも通る道に

私もついにさしかかったわけですが。

 

その場でたまたまお会いしたご家族とも少しお話をしていたのですが

(ご家族全員、弦楽器をなさっています)

お母様が、大学生くらいの息子さんにかけていた言葉が

とても心に残りました。

 

「あなたがヴァイオリンを弾けて、大好きなことは、

誰にもとられない、誰のものでもない、

あなただけの財産よ。楽しんで。」

 

息子さんもニコニコとその言葉に応えるように、

ずっと続けていきます。と素敵な笑顔を見せてくださいました。

 

楽器だけでなく、どんなことでも、

こうしてその人その人の、一つだけの宝物になっていけば。

こんなに幸せなことはないですね。

 

帰りには新しい肩当てと、弦を。

私のケースに入っていた、古いパッケージの弦と並べてみました。ほんと古い。

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魚のかたちの肩当ては、取り外しの楽なスポンジタイプです。

今はかわいいグッズがたくさん!