ゆかりでございます

ヴァイオリン弾きの日記。

4月のワタシ

最近はすっかり、もちこの呼び名と3歳が定着したムスメ、やっと、傘をなんとか持っていられるようになったのが喜びー。
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でもこれもう雨止んでるときの余裕の笑みだけど。。
本気で降ってきたら絶対もう無理って言うだろうから、ワタシのカバンにはレインコート隠してた。出さずにすんでよかった。。


4月なので新入学、新入園、いいなぁー新しい生活ってドキドキして不安だけどその先はきっと楽しいよね。と、その波に乗らないワタシはなんかうまく言えない気持ちとともにSNSを眺めたせいか、季節の変わり目のせいか、時差ボケするくらいのスケジュール入れたせいか、がっつり調子ダウン。扁桃炎→激生理痛→頭痛→歯根管治療→歯茎腫れる→再び風邪→激排卵痛→かるく蕁麻疹。すげー。こんな免疫力低下?は、はじめて。やるなあ、わたし。排卵痛なんてうまれてはじめて。動くたびに、というか動いてなくてもズーーーンと響く痛みが何日も。波がなく、全くひかない。頑固すぎてマジつらかった。その前の生理痛もなかなかひどかった。かかりつけ産婦人科は頼りになる。
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薔薇がたくさん売られていたのでちょっとだけお迎えした

もちろん賛否両論あると思うけど。あと親の、子の、性格とかの個人差によるところもあると思うけど。
わたしはもちこといるのがすごく楽しいみたい。もちろん、いらいらすることも多々あるし、もちこに怒ってしまう時は大体自分の都合だと愚かにも毎回後で気づいて、反省もたくさんする。
ほんとは大田区だと幼稚園に行ってる(というかほぼ、行かねば的な雰囲気)年齢だし、なのに行ってなくて、私もちょっとだけ働いてるにしても夫くんの休みの日限定だから、保育園も申し込んでない。念の為の一時保育に登録してるだけ。っていうか今年度まだ登録してなかった。
幼稚園に行きたくないな、と思ったのは、まずは昨年の入院期間に申し込み日がかぶったんだけど、そこでどうするか(とーさんに行ってもらって書類もらってああしてこうして)を延々考えてたらなんだかそこまで無理する(当時全身をパンパンに腫らしたワタシにはなかなかのしんどい作業だった)のが嫌になったのとか、プレ保育行ってたけどもちこの反応イマイチだったりとか、そのころもちこが2週間実家にいてほとんど会えないのにもちこは凄くニコニコして過ごしてて。なんかそんなのもチクチクとした。そして退院して暫くしたらもんのすごい甘えたベッタリべっちょり糸引きもちこが2ヶ月くらい居て。じいじとおばあさまのうちに行こうよ!と言うと、母さんも行くよね?と今でも必ず言うようになった。

結果としては今年は幼稚園に行かない(皆がやるからやる。プレ保育に運良く入れたからそのまま行く。という選択はしなかった。自宅保育を選ぶ理由は我が家なりにあるし、それは親のエゴなんだろうなとも思う)ので、一応来年度は。と思ってるけど、どこにするとかはあんまり考えてないんですよねぇ。って言うと、これからどーすんの?みんな幼稚園とか行ってるのに。小学校で心配よ。ってたまに言われる。そうですよねーって言うけど、そう言われるとやはり不安になる。集団生活に慣れないと、とか、お友達いないからかわいそう、とかも沢山言われる。んじゃ義務化しろよとかは言わないけど。
なぜ言われると不安になるかといえば、大田区の幼稚園の2年保育ってほぼ編入。入れないこともある。3年に申し込まないのはちょっと特殊ですよね、という扱いらしく(実際区の職員に言われた)考えるとあんまり楽しい気分にならない。かわいそうだの、どうするのだの、それが地域性とか区の制度(大田区の、と書いたけど公立は全て廃止されたので、私立の園児取り合いのためにどこの園も3年が基本)によるご意見だとしたら、ますます腑に落ちない。夫くんにも言われたけど、どちらかというと反発心なのかも。皆がやる、やらざるを得ない雰囲気だからって、それはおかしい、みたいな。全員が全員そうじゃないのはわかってるのに。ここが、もやってる原因かな。結局、ワタシが正しいのに!って思っちゃう時があるんだろうな。ただそれにもちこのあれこれを絡めてもちこのせいにしてるだけかな。きっともちこはワタシが心配するほどに心配な子じゃないんだろうなというのはなんとなくわかってる。

最近は体調久々に悪すぎて、うーんこれはしんどい(特に子がいるとなかなか。頑張って入園させとけばよかったなー)とは思ったけど、仕方ないのでワタシの診察についてきてもらったり、それすらも叶わずワタシが家で倒れてたりしても、ちゃんとわかっててくれる。本人が眠い時とうんこ出ちゃった時以外は今のところ全てののっぴきならない用事に付き合ってくれて、歯医者の診察台や産婦人科の内診台の上の私に、母さんがんばれ!って言ってくれて、大丈夫よー!って言ってくれる。多摩川の駅のホームでいきなり、母さん大好きよ!って言ってくれる。そして、とくに半端な睡眠の後の寝起き、武蔵小杉のベックスコーヒーで突如目覚め、あたしもなにか食べたいのにいいぃぃい!!!と暴れて11席しかない静かな雰囲気をぶち壊し、旗の台の景色を眺めながら診察室でうんこを放つことも遠慮しない。まあそれなりに付き合いながらもあれ食べたいここ行きたい、あれ見てこれ見て!と自分の意見もきちんと言う。
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レトロな池上線、今日の散歩で見かけた。

そんなふうに自分の気持ちを軽々と素直に放ってくれる人でいるから私も段々と、体のチューニングがあってきて、ふしぎと痛みが遠のいて、苦手な雨なのにふらっと出かけられたり。昨日は午前中発熱して予定を諦めようかと思ったけど、もちこがワタシを暫し寝かせてくれたので午後の歯医者に問題なく行けた。

で、最近はたまにではあるけど一方的に聞いて聞いて!と撮りためた写真をスタレン(スタンプを連続で送ること)ならぬシャレンで送りつける仲のお友達にラインしたら、「なんか、もちこちゃんていつも楽しそうに笑ってるね」って言ってくれた。そうかなぁ?と思ったけど、そういえば、割と楽しそうだな。最近は何でも楽しくしてくれるなぁ。道路の、アスファルトの工事跡っていうんですか。線がちょこちょこあるじゃないですか。あれを全部一緒にジャンプで跨いで家まで帰る。とか、白線の内側を歩かないとサメに喰われる、とか。あと今日なんてもちこに「線の内側を歩きなさい。あっ、車きた!止まって!待ってて。はい、おっけー。」って言われたよ。てことをなんだか、とてもありがたいなぁという気持ちとともに、思いかえした。
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もちこ作 うちに入ってきた虫
へ(へ´∀`)へ カサカサ

(以下殆ど体験したことのない奴が妄想で書いてますご了承ください)幼稚園とか行きたくないのに周りが行くから行かなきゃ。先生が言うから行かなきゃ。って思って(ワタシのことだからうちの母とおんなじ、時間通りにならないことに絶対イライラして泣かせながら送り迎えしてたな)過ごすより、今の状態が結局良かったのかもなあ。って思った。
あと、うちの場合の特殊性。もし、前のままの会社員だったら、キャリアキープのためと考えて損して得取れ的な、どんだけ大変な思いや出費をしても、仕事を続けていることはすごく大きいと思う。どんな状況でも、せっかく続けてきたことをやめるのは、多かれ少なかれ惜しい気持ちがあるんじゃないだろうか。だから、子どもを預けて働くご家庭のことは素晴らしいと思っている。というか何でも大丈夫なんだと思っている。うちは、もちろん夫くんが元気でいてくれる事にまずは感謝なのだけど、ワタシがそこまでキャリア継続のために何がなんでも、という状態でもなく。いや、家計は怪しいけど(笑)むむむ、いやいや、むしろ預けて働くほうが損。それでも何とか演奏させてもらったり、レッスン受けたり、ほそぼそとキャリアは継続できていると思う。きっと満足なのだ。特殊な仕事であることは確かだと思う。まあその仕事状況だと完全に保育園落ちた日本以下略になるのはわかりきっているから。結局迷うことに時間をさくなら、今しか小さくいてくれないもちこと過ごすことをまずは優先したいと思った。

それで。まあ、こんなつまんない母親だけど、一緒に居て、そしてもちこが笑顔になってくれてるのなら、これでいいや。と思えた。
それについての自信なんてまるでないし、ほんとの答えなんて、きっとないんだけど。もちこのことについては、もちこを信じるしかないと思っている。もちこもワタシにかなり気を遣ってるだろうけど。やっぱりまずはワタシや夫くんが楽しく居ることなんだろうな。まあ正直夫くんのほうはようわかりませんが。元気に働いててくれて感謝しきり。ホントの気持ちなんて誰にもわからないから、先ずは自分が楽しく過ごすことを大事にしたいし、してほしいと思う。夫くんも、もちこも。そういうシステムを採用してからの我が家は、それなりに楽しくなってきたと思う。

ということで今日はもちこキッチンを作りました。手作り、というか創意工夫が異様に好きになりました。
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もちこと二人で選んだセリアの材料と、Amazonダンボールで作った。カラーボックスの棚はアイリスオーヤマ。もちこが使わなくなっても便利。

寝る直前まで遊んで明日も遊ぶと宣言して寝た。喜んでくれて嬉しい。明後日には飽きるかもしれないけど、そんな刹那的な日々はきっと長くは続かない。




熊本の地震による被害に心からお見舞いを申し上げます。こんな夜に地震なんて。