ハロウィンによせて。
先ほどFacebookに投稿したものと同じですが、少し整理しました。
ここ数ヶ月のもやっとがようやく、霧が晴れた感じ。忘れないうちに。
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【わたしにとってのハロウィン。個性を出していくことを否定されないこと、そしてまっすぐ正直であること。】
先日のライブはリーダーおふたりがお誕生日であり、ハロウィン前日でもあったため、テーマが妖怪。
なぜかワタシはゴスロリっぽいものの仮装をしました。
普段着てみたい服はいろいろあるのだけど、体型とか顔とか、他者様から見てもちろんのこと、
自分の中でもいろいろ制約がありまして。無節操なようで一応あるんですよ(笑)
べるべっとないふ ライブ @黄金町視聴室その2
そんなわけで普段絶対着れないけどあえて着てみて、体格がいいので女装オカマみたいになって
自 分 最 高!
と思いました。
いつもだったら「似合わねー、変なのー、太っててありえなーい」って落ち込むんですが(まあそう思ってくださったかたももちろんいたと思うけど)
なんでそう楽しく思えたかというと、場所的に今の黄金町(ライブ会場があるところ)は「黄金町バザール」というイベント中で、横浜美術大の学生さんやいろんな団体の方がたくさん出入りしており、
さらにはライブのノリもお客様もみんなハジケていて、私の仮装なんて全然インパクトなかったんですよね。
かえるちゃまの仮装をしたナイスガイに、傷メイクとかももっと思い切ってやりなよーって言っていただいて💗すごく楽しかった。
めちゃくちゃかわいい
隣のブースではすごくおとなしそうな全身黒の女の子(浜美の卒業生さんかな)がめっちゃ素晴らしいアートをやってて、
比留間智美さんの作品
その場で、自分を出してかないで無難に平均的なとこを取るっていうのがもう、その場では恥ずかしくなってきました。
ヨレヨレアートコースって何。
そう思えるのって、やはり(以下引用)「変だ」「おかしい」「よーやるわ」「なにそれ自慢?」「余裕あるやつはいいよね」「そんなことで食えるわけない」「いみなくね?」(引用おわり)なんていう人がほとんどいなかったからなんですよね。
むしろ、それぞれの個性で「どうやって食っていくか」という話をメンバーやお客様で来てくださった友人、そしてその隣のブースの女の子も話していました。
というか、私は良くも悪くも本当に、他人様の意見に流されやすいので、
「変だ、おかしい」などということをちょっと言われると「あ、そうだよねごめん」とか言っちゃう。不快にさせた?とか思っちゃう。ていうかよくよく考えたらそう言われてあたしも不快だわ。そこを抑えてた。ちゃんと「あなたの言うこともわからないではないが、わたしもそう言われて不快だ」と言うべきであった。
なんていうんだろう、気を遣うって素晴らしい文化だけど、
まっすぐ接することからはどうしても遠く捉えてしまいがち。
あとそういう平均的な物差しにフォーカスして生きてきた時間が長かったので、まだまだそういうのを気にしてしまう。人に迷惑をかけてはいけない、だから自分を抑えて、本当のことは言わない。とか。
今までは大きいものに流されとけば生きられる時代だったかもしれない。でも今これだけインターネットも発達して世界が広がり、日本ていう小さな島国の中だけでもいろんな価値観があって、その中で生きて恩恵を受けてるのに「あなたはおかしい」なんて誰かにいう、もしくは誰かに言われるのではないかと不安に思うことは、いろんなものに対して失礼なんじゃないかと思う。
っていうか自分に失礼。
迷惑かけずに生きられるわけないのに。
仕事柄いろんな場所にいるのですが、誰かしらが「あなたはおかしい」論を展開してくる場所はやっぱり居心地が悪いです。全部をコントロールされるから考えなくていい、一瞬楽なように見えるけど、結局誰かをコントロールする、コントロールされることでしか成り立たない世の中は、私の中では立ちいかないと思います。思い返すとここ一年、そういう世界から離れようとずっと考えています。でも自分はというとまだ人に対してコントロールしたいと思っている部分が多い。深淵を覗くとき深淵もまた私を見ている。
まあやってることの内容や人数により仕方ないよね、っていう状況はあるかと思うのですが。
まあ基本的に、団体行動はとことん向いてないので。
↑このスカート。
太っていても好きなテイストの服っていうのはあって、最近は「イーザッカマニアストアーズ」が本当に好きで(いろんな感じのものがあるので全身ここのを着てたりする)、特に迷彩柄に花とかストライプとかまじった、この、ものすごく変なスカートを気に入ってよくはいています。このスカートをはくと「すごくいい、そのセンス好き」と言ってくださる方と、「(否定的に)なにそれ…(そして否定的な感想が続く)」とわざわざ言いに来る方と、なにも言わないでいてくださる(興味のない)方と、大きく3パターンに分かれるので(すみませんけど)面白くて。
あと私は胸が大きいので、よくそのまま「胸が大きいね」と言われます。よく言われる、というか、私の中で「胸が大きいのが嫌」だというのがあります。中学生くらいからそれを知らないひとに言われたりとかしてからかわれてきたからかもしれない。でも胸が大きいことを目立たせないようにすればするほど、「胸が大きい」と言われました。というか、自分が耳に入れているんですよね。言われている回数は他の胸の大きいかたと大して変わらないと思う。でも、何が聞こえてくるのかは自分が選んでいると思います。よくよく思い返すとお前痴漢かってくらい言ってくる知人もいましたけど(ていうか、馬鹿か笑。ほんとに。)、
そんなの私が聞かなきゃいいし、相手にしなきゃいい。そうするとどんな場所でも「そんなこと言われない」環境になるわけで。
毒舌が過ぎたか。まあ嫌なときは嫌なんですよ。結婚してるとかしてないとか年齢とか言ってくる相手とか、関係ないですからね。
今思えば「嫌だ」とはっきり言うべきなのですよね。
傷つけ合いになったとしても、
あなたとまっすぐ接していることを、私は誇る。←パクリ
話は逸れましたが、
迷彩柄スカートの件も、「すごくいいね!」の世界にいつだって居られるわけです。自分のために、否定的な意見を聞こえないふりするのは大事です。聞こえないふりをしているうちに、ほんとに聞こえなくなります。否定的意見を言う人は自分の周りからいなくなるから。
(否定しまくって欲しい人もいますよね。そういう人の生き方を否定しているわけではありません。何が幸せなのかというのは人によりさまざまです)
まあ。歳をとればとるほどに大胆に図々しくなるよねって話なのかもしれないけど、
若い頃からこれができていたら、もっと楽な世の中になるよなーとは思います。
自撮りなので痩せて見えるアングル
私が30年前からハロウィン好きな理由はこれかも。
以下若松さんの文章より引用
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昨日、ポテトヘッドの着ぐるみを着てる女の子がいました。
あれは、手作りだと思います。でも、かなりよく出来ていました。
きっと、この子は、高い技術系の能力を持ってると思います。
そういう個性が、「変だ」「おかしい」「よーやるわ」「なにそれ自慢?」「余裕あるやつはいいよね」「そんなことで食えるわけない」「いみなくね?」と言われないでいい社会の第一歩が、
ハロウィンかもしれないな、と思います。
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引用おわり
若松さんのFB記事はこちら
https://www.facebook.com/tsutomu.uematsu/posts/1139026416176074
日に日に薄皮が剥けるように、ずっと嘘をついて隠してきたことを捨てて、どんどん楽になっていく。ほんとに、楽に息ができるってああいうことなんだと、気づけて嬉しかった。たくさんのそんな人たちと話して、涙が出そうだった。
嫌なものはいや、好きな人やモノには好きという。そして好きや嫌いの意味あいや定義は、人それぞれ、いろんなものがある。ただそれだけなのに、どう思われるだろうかとかほんとに面倒くさいんだ。あと上とか下とか、いったい何をおそれているの?見下されることをおそれて人を見下すなら、その時に私はきっと深淵の底にいるに違いない。
人のことをああだこうだ言っているうちは私は自分のことを見てない。
それはセルフイメージにたいしてもえらく影響するのだ。
ホントはあたしこれ好きなんだ。あなたの好きなものに囲まれているあなたも、素敵だね。と、皆が言える、尊重しあう世の中になれたらいい。そのためにあたしは音楽をやる。
2017年6月以降のお仕事募集中です。
演奏、レッスン他、随時対応します。s.attirer☆gmail.com(☆→@)
⭐️出演予定⭐️
【2016】
12/11 厚木交響楽団メサイア/ヴィオラ(厚木市文化会館)
12/23 クローズド/ヴァイオリン・ヴィオラ(座間)
【2017】
1/14&15 ニューイヤーコンサート/ヴィオラ
2/22 音楽鑑賞会(クローズド)/ヴァイオリン
3/29 ensemble noccaly /ヴァイオリン(表参道アーニーズスタジオ)
4/23 厚木交響楽団定期演奏会/ヴィオラ(厚木市文化会館)
5/未定 べるべっとないふライブ/ヴァイオリン
5/14 演奏会(クローズド)/ヴァイオリン
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